チラシの特徴と効果的な使い方

プッシュ型メディアの代表

チラシ広告は、直接ユーザーの手に渡ることを目的とした典型的なダイレクトメディアであり、同時にプッシュ型メディアの代表格でもあります。
誰にとってもなじみ深いアナログ型情報媒体でありながら、未知のユーザーに対して商品・サービスを認知させ、購買意欲を刺激する点で、強力な宣伝ツールであるチラシ広告ですが、その効果を最大限に活かすには、いくつかのポイントがあります。

ぜひ保存してもらうために

チラシなど紙媒体のメリットは、その保存性です。場合によっては、1年前に配布したチラシを頼りに来店する人も少なくないのです。
そこで、チラシを保存するユーザーが多いことを意識し、「いつかお役に立ちますので捨てないで」「万一の場合に備えて保管を」といった意味のメッセージをチラシ中に入れると効果的です。
さらに、保存には小さめの判型が適しているので、最大でもB5判を超えないサイズにするのがコツです。

必要事項は残さず網羅

瞬時に目に留めてもらうためには、色や書体、デザインなども重要ですが、店の所在地をはじめ、電話番号やFAX番号、地図、URLなど、基本情報を記載することが重要です。

また、クーポンや割引券などには有効期限が記されていないと、それきり忘れられる可能性があります。文体は簡潔で分かりやすく、客観的な目線で。店内写真やスタッフの写真などもあれば、初めての店でも安心できます。

ちなみに、チラシ広告は配布後、継続的に反応を測定するシステムを確立することが肝心です。特典などで、チラシの反響をより明確に把握し、宣伝スタイルを洗練させていきましょう。